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2015.11.14

左官の仕事~ 巾木ブラッシング仕上げ

建物の基礎巾木にこだわる人は多くないですよね。

コンクリート打ち放しのままで、その上に何も施工しない事も少なくありません。

左官仕上げで施工といっても 《モルタル》 か 《薄塗り補修》 で、 “金鏝仕上げ” か “刷毛引き仕上げ” といったところでしょうか。

巾木は脇役であり、施工の選択肢が非常に少ない場所と言えます。


たしかに巾木で目立つ仕上げをしてしまうと建物全体のバランスを崩しかねません。

しかし、主役(外壁や外構)を引き立てる脇役として、左官の仕上げが モルタル や 薄塗り補修 では少し寂しい気がしますよね。


そこでお勧めなのが、 【 巾木ブラッシング仕上げ 】 です。


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巾木ブラッシング仕上げ は 《洗い出し仕上げ》のように石の美しさを前面に出す仕上げではなく、 目立ちすぎず、主張しすぎず、だけど良く見たら砂利の存在感があり、さりげない風合いを醸し出す仕上げ なのですよ。

何より、建物の外観を引き立たせてくれます。


これこそ、 脇役の本当の役目 ではないでしょうか。


砂利の組み合わせ、ペーストの色を工夫すれば、オリジナルな仕上げも可能です。

また、ブラッシングの タイミング や使う道具 によっても表情が変わるので、まだまだ可能性を秘めた仕上げだと思いますよ。


「 目立たない場所こそ、こだわりたい! 」 と思われる人にはお勧めの左官仕上げであります。


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